ミハラカオリ+ 三原かおりり official site 

PROFILE

ミハラカオリ+
シンガーソングライター。

三原かおりり
絵描き。

1977年5月10日生。

2000年10月  ミュージックメディアリサーチより
 アルバム「ミハラカオリ+」を発表。
2001年12月 ROOTSより
ミニアルバム「トゲトゲ」でメジャーデビュー。
2004年2月 ソングバードより
アルバム「ミミナシ」発表。

2008年より 絵画用アーティスト名
「三原かおりり」としても活動開始。
2010年3月より ART-Meter参加。


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KKRM2


私はまるで
根のはり過ぎた堅い木みたい
風にもそよがず
自由に動き回る鳥や動物を横目で見ながら
ただ雨を待ち
水を吸い上げている


私はまるで
えら呼吸のできなくなった魚みたい
あぶくを撒き散らして
苦しくて鱗が剥げそう



私はまるで




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あんなにまん丸な月
久々に見た

満月になると

私の暴れる危険が高いから


でも今日は大丈夫だ

先に気が付いたから


よく見ると吸い込まれそう



星もたぶん生き物だ

星同士で愚痴ったりしているはず





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意識のない意識は

こんなかんじとおもう



つまり

私はこんなものだ





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あの晴れたワンマンの日、
私は朝から歩いた。
それは散歩というやつだ。
休日の朝の道は
誰も急いでいなくて
なんだか空気も澄んで
心なしか広々としていた。
足の裏に地面を感じながら
引き寄せられて緑の中へ入っていった。
そこに、
嘘みたいな色をした葉が落ちていた。
ひとつの葉の中に赤、黄、緑、茶。
綺麗。
これだから自然にはかなわない、と
思いながら、かじかんだ手でそれを拾って、
ジャケットのポケットの中に入れた。
きっと今日の私のために落ちているんだと、
そう思った。
たった一枚の葉が人に希望を持たせる、
どこかで読んだ物語を思い浮かべながら。

記憶の中にはその葉のことはずっと
覚えていた。

だけどそのジャケットはそれから暫く
着ることはなかったの。

今日ね、手を突っ込んだの。

もうあの色じゃなかった、
それこそ「干からびていた」。



でもね、色褪せない。



あの日も、あの葉も。


私に残ったから。





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つみつみつみ

かさかさかさ



ねねねねね


あきもせず


きょうも


ばかみたい
 




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掌は自分の鏡


夜は朝と同じ


頭と足元は同じ



笑顔は泣き顔と似ている







ねえ










誰かがいるって素敵なことだね






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もう

終わりにしようか


もう


息苦しいんだ



自由なんてどこにもない



信じることも良くわからない




全部拒絶する








私にとっては何の価値もないから






ほっておいてくれ




近寄らないでくれ







この闇に終わりなんてないんだから






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誰も追いついてこないところまで




あとどれくらい




なんの


こころにとめるような景色も

生き物もいないところまで





あとどれくらい





感覚だけを頼りに


何を求めることもなくなるように


それを求めてさまよったまま






いまどれくらい







たったろうか





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ぽつり

ぽつり


今日はまるで


泣いているみたい


せっかく乾かした髪も



なんだか湿っぽい



言いたいことの無い日は


今日みたいに


濡れるのは怖くない


むしろ




濡れて歩くのがお似合い





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カラスがあんまりかっこいいから
今日の朝
話しかけた
「かっこいいですね」
っていったら
「そう?」
って首を傾げられた
やっぱりかっこいいと思った

いつか友達になれたらいいな






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じっと立ち止まって
こっちを見ている
居心地がしない

まだ傷跡は醜い


いつになったら


安らかにって思いながらも



一番醜いものを従えて


いつ終わりがくるかもわからないのに



まだ目をあわせたままでいる





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わからなければ

それでいいの


だって


知ることはできても


わかることはなかなかないから



私はへそ曲がりでも
なんでも無いのよ



これが私の普通なんだから



遮ろうとする人もいただろう



それでも進んできた



だって私は私から湧き出るものを



削ぎ落とすことはできないから


いらないものなんて無いんだ




これが私の息をする場所


私の空気






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ききききっききき


びゅーびゅーびゅーびゅーーー




ざざざーーーざざざーーーー



じっじじじじじ





すとーん


から からからから





ぴーーーーーーーーーーーーー







頭に鳴る





今日も正常だ





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ことばにあらわせないとは
こんなかんじだ

ほんとうにことばにならないから

かんかくだけを
しっかりとおぼえておく

はだにあたっていた
くうきまでしっかり


いままでにありがとう


わたしのちにありがとう


いまみがいているじぶんと


かずかずのであいにありがとう


ここまですすんでこれたことに

ありがとう



なにひとつ

むだなことなんてなかった



なかった




きょうのよるに
あかりをみつけてねむれる


あたたかいひかりを




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