ミハラカオリ+ 三原かおりり official site 

PROFILE

ミハラカオリ+
シンガーソングライター。

三原かおりり
絵描き。

1977年5月10日生。

2000年10月  ミュージックメディアリサーチより
 アルバム「ミハラカオリ+」を発表。
2001年12月 ROOTSより
ミニアルバム「トゲトゲ」でメジャーデビュー。
2004年2月 ソングバードより
アルバム「ミミナシ」発表。

2008年より 絵画用アーティスト名
「三原かおりり」としても活動開始。
2010年3月より ART-Meter参加。


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KKRM3





何度もくくろうとした首が むずがゆい




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私は呼ばれてきたのではない




私はここにあるだけの石


私は名前のない草


私はあの猫の鼻くそ





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落として

割って

踏みつけて


粉々にして


砂より
細かくなるように


私の上で足踏みしてよ





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きれいごとだけで
できているような
簡単な固体じゃないから

私は自分の居場所を
自然とつくっていったんだと思う

どちらかではやっていけない

それだけで調和が取れるのなら
他の色はいらないのです

どんなに汚い色でも私には必要です

そして

哀れみは不要です





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きらきら

あか

だいだい


ゆめみごこち


私に話しかけている


ここは繭の中みたい





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どうやら

私の右側は腐ってるようです

右いや左

どちらかはわかりませんが

完全に違うものが

かろうじてくっついているような

そんな違和感です


ねえ

たまに泣きたくなります

何にもないのに涙が出ます

頭の奥で「ぐしゃぐしゃ」と音が鳴るのです

何にも悲しくないのに

とてつもなく悲しいように感じるから

馬鹿みたいに美しい歌が響くときもあります

でも ふと気付くとその歌は

「ぐしゃぐしゃ」に混ざり

飲み込まれてしまいます

そしてそんなことすら

忘れてしまうくらい

無様なのです





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だってまた
私には新しい春が来るから
このまま留まろうなんて思ってもいない
何かに頼って
引き止めたり追い求めたりしない
私の手に種をまくんだ
だってまた春は来るから





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飛び散っていってしまったものは
もうどうしようもない
私は偶然の美しさを支持するけど
それが偶然でも必然でも
その様に醜さしか感じなかったから
そんなものはいらないと思うの
私は醜さの中に美しさを見つけるのが好きだけど
それが相反するものだと知りながらも
やはりいらないものは
いらないのです
それはただの消耗ですから
血なんか私は私で止めるんで
それでいいです
所詮
一対一の生き物だろう
偽善か
そんなものこの手をもっと汚してまで
手に入れたいとも思わない
なんだかよく知らないものに
意思とは関係ないものに
つながれているなんて
あまりにも苦しすぎる
それが耐え難い窮屈というのです
うわべだけのものを
売って買って
売って買って
そんなことは私に必要ないのです
何にそんなに縛られているのですか
何をそんなに恐れているのですか
それはそんなに必要ですか
私が首を振れば
どんな顔をするのでしょうね
私はその想像だけで
いくつも絵が描けそうです

ごきげんよう





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やまびこは
わたしにむかって
かえってくる
たいせつに
かかえてかかえて
こころなんて
いつだって
こっけいだろう
わたしはそうおもう
にども
さんども
やまびこが
くりかえす
そのたびに
ちがうことばにきこえるから
ゆめに
でてきそうだ
うたは
うそではない
めをつむっても
からだごと
こころごと
ふるえているから
むやみに
さがそうとするのは
むいみだ
じぶんのむねでたしかめろ
そこに
せんがとおっているかを





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やさしくされるとなみだがでるから
できるだけつめたくしてください






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ことばは腐る





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ありがとうって
わたしはだいすき
いっても
いわれてもきもちがいいから
きらいばっかりめだつから
すきってわかるものは
だいじにしようとおもう
おしまずに





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本当の強さって何だろう

弱さって何なのだろう


悪者は人気者の顔をしてやってくるんだよ


気持ちを大切に

思う前に

まず
本当の自分の気持ち
感じていること

何なのか気付かないと

いつだって
本当こそ
流されて行方不明になりやすい

探さないと

探さないと

私の全部が何かに呑まれる前に





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みみがみっつ並んで
こんにちわ

手に入れたい

手に入れたい

このまま横たわって
水に浮かぶ円盤

指に咲いた花は
ついに萎れて
虫も付かなかったから
種もできなかった

このまま黄色く
なっていくのかな

欲しいよ欲しいよ

このまま力なくして
あの猫に食われるんだ

味もないのに食われるんだ

私にもその牙を

私にもその牙を





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よくわからない

私と私


たまに激情に喰われる

いまだに自分の中の調和調整はとれていないらしい


だけどもう昔のように薬を飲まなくても

呼吸をすることができる

人と会うこともできる

以前より笑うのが楽しい


思い返すと自分でこうやって選んで

時をかけてここにいるんだって気が付く

何が良いのかなんて知らなくていい

誰の時間速度も 誰のものさしも必要なくて

自分から「今日は天気が良い」、なんて思えるだけで

それで十分だ





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幸せの中に

闇を見つけてしまう


気付くと


見つけてしまう


見つけては

片付けられないまま

胸の中にしまって

そして

闇の中の闇を探そうとしてしまう


たとえ炎天下でも




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目の前にあっても
焦点すらあわせなければ
見なくてすむもの

だけど
目をつぶって
何も見えなくなるのは怖い


弱いものだよ





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拒否

かたくなに拒んでいた

全部
何もかも

首を横に振っていた


全部
何もかも

その裏にある冷たさに
自分が傷つきたくなかったから



拒否


たぶん自分が同じ種類の生き物だというのすら
拒否したかったのだろう


こんな複雑な生き物に生まれて


悲しいとは思わない


少なくとも今

悲しいとは思わない





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空気が澄んでいるときも
湿気で濁っているときも
厚い雲に覆われているときも
何故だか水が落ちてくるときも
想像では追いつかないくらい美しい色が混ざっているときも
数え切れないくらいの光がちらちら瞬いているときも



いつ裂けるだろうと
見上げてばかりいた




こんなに気にしているんだから

一番初めに飲み込まれるのは私でありたい





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やるせないから
おもいだす

おもいだしたくないことを

おもいだす

それでもおもいだすことをやめない


とらわれがなければ

わたしはじゆうになれるのに


どうしたら

このわたしからのがれられるのか


やっぱり


おもいだしたくないことを


おもいだしている




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